「完璧」とはいかないまでも、1度本腰を入れて何日にも渡り「大掃除」をした。
なんだかんだ言っていたけど、きれいになった部屋はとても気持ちが良かった。
あれだけ掃除したからしばらくは大丈夫だと思っていた。
でも、3日~1週間くらいでまた埃が目立ち始め、埃ってこんなに早くたまるのかと愕然とした。
3日も掃除しなければ、埃はうっすら「積もる」くらいに目立ってくる。寝具もなく、着替えとかも一切していない部屋なのに、何でこんなにたまるんだろう?というくらい。
一般的には、掃除ってどれくらいでするんだろう?何日に1回とか決めて?それとも埃がこれくらい溜まったらという基準で?その「基準」を考えると混乱した。
部屋がきれいになって、あとはそれを維持していけばいい、そんなの簡単だと思っていた。もう私は普通になれると思った。今まで埃が怖かったのは、実際にそれだけ汚かったからだよと。
でもやっぱり…そうはいかなかった。
恐れていた予感が的中したというのか…、今度は掃除をしすぎてしまうようになった。
ポツポツとある程度の、少しの埃も気になる。
もう掃除したくなる。「きれいになった部屋」を維持するために。
「普通」になるには、どうしたらいんだろう?
私のイメージする「普通」というのは、そこそこきれいを保ちつつ、疲れない、常識的な?頻度の掃除。
適度に掃除しても、掃除に振り回されない生活、それができると思ったのに…。
3日に1度くらいが「普通」かなと思い、そう決めてみたものの、1日でもう埃が気になってくる。
さすがに毎日掃除することは思いとどまったものの、気づいたら1日おきに1時間から1時間半くらい掃除をするようになっていた。6畳の部屋に1時間。
掃除の時間はどんどん長くなっていった。そんなに時間をかけているつもりはないのに、終わってふと時計を見るとびっくりする。
朝起きて自分の部屋に入るには(相変わらず寝るのは居間なので)、まず自分の部屋に隣接する廊下と洗面所の掃除をする(クイックルワイパー、拭き掃除)。廊下に埃があるとドアの開け閉めなどで自分の部屋に埃が入ってくるから。
それから念入りに髪梳かし→服(の埃)を外で払う→手を腕まで洗う→それから部屋の掃除に入る。全部終わると昼近くになっていた。
朝起きてまずそれをやらなきゃいけないと思うと、起きたくない。。
あまりに起きたくなさすぎてそのまま寝続けたり布団の中でダラダラしてしまう。
面倒なのもそうだけど、何より冬場は寒くて辛かった。まず廊下もすごく寒いし、窓から着ていた服の埃を払うと身をつんざくような風が吹き込んでくる。。(真冬は朝の気温が氷点下10度以下とか普通の地域なのだ)
強迫行為は熱があろうが槍が降ろうが「それだけは…」とやろうとしてしまう。
腰が上がるまでがしんどくて、でも一旦やり始めたら、そこからは猛然とやってしまうのだけど…(そして最後には汗をかいている)。
そのうち、居間や廊下を歩いた足で自分の部屋を歩けなくなり、スリッパを使ったり、靴下を履き替えたりするようになり、服も違うものに着替えるなど、どんどん「自室聖域化」が進んでいった。