面談から数日後、「とりあえずこういうのに参加してみたら?」と言われ参加したあるプログラムが、自分にはキツかった。
いきなりハードル高すぎ!!と思った。
就活で言う、自己分析というものなんだろうか。
キャリアカウンセラーの方を講師に招き、自分はどういう人間か、何が好きか、何がしたいか、何が得意か、思い描く将来像、それらをみんなの前で発表したり、相手のことも聞いたりする。3時間、冷や汗かきっぱなしだった。
「みんな」と言っても、参加者は私を含め3人。男性1人。女性2人。
女性の方は25歳で、男性の方は年は聞いていないが、女性と同年齢~20代前半くらいに見えた。
ニートや引きこもりではなく、新卒での就職でちょっと失敗してブランクがあり、働くことに不安を覚えている人のようだった。
私だけ完全に場違いである。
「まずは人に興味をもつことが大事」という話になり、いきなり「何でもいいから相手に質問してみてください」と言われた。
これはだいぶ前から自覚していたし、今こうして働いて人と接していてもイヤという程痛感させられてることだが、私は他人に興味がない。他人のことがどうでもいい。
人といても話さないですむなら話さないでいたい。人と話すのが恐ろしくおっくう。
他人に関心がわかない。
他人に聞きたいことなんてない。
もう何でもいいや・・・と思って、男の人がしていたメガネに、「それ、どちらのメーカーのメガネですか?」と聞いてしまった。
講師はそれに対して「こういう質問もいいですね~」と言った。
一番キツかったのが、「主体性」とか「問題発見力」とか「実行力」とか、働く上で求められる能力が書かれたカードがあり、それを自分に当てはまると思える順に並べ、更に二人一組となり、お互いの並べたカードを見て、感想を言ったり評価しあうというものだった。
いきなり今会ったばかりの人の自己分析に感想を言うなんて・・・。
カードは10数枚はあったと思うが、並べようにも私にはどれもこれも「まぁ、ないねー」と思えるものばかりで、並べることにも苦戦した。
私は25歳の女性の方と組んだ。
並べたカードを見せ合ったものの、その後どう進めていいか分からない。
言うべき言葉が見つからない。
無言をごまかすようにただヘラヘラしていた。
本来なら、ここは10も年上の自分が仕切るべきなのに、この状況で無言なんて、35歳にもなった人間としてあるまじき態度・・・って焦れば焦るほど、頭が真っ白になり、押し黙ってしまった。
引きこもる以前からそうだったけど、こういう時いつも私は受け身で、相手が取り仕切ってくれるのを待ってしまう。
自分に自信がなく恥をかくのが怖いというのもそうだけど、本当に何をどうすればいいのか分からない。
いつまでも下を向いてモジモジヘラヘラしている私にあきれたのか、相手から「じゃあ私からこの順番にした理由を言っていきますね」と言ってきた。
あ、そーか、自分で説明していくんだ、と気づいた。
が、説明するったって・・・これまたハードルが高い。
25歳女性は、「責任感」とか「傾聴力」などを先頭に並べていて、それについて説明してくれたが、聞いても、「そうなんですか・・・」くらいしか言えない。
私は、どれも「これはある」と言える能力がなくて、「ストレスコントロール力」(だったかな?)を挙げ、「引きこもりだったんで、嫌なことから逃げるのは得意です」とかワケ分かんないことを口走ってしまった。
前回の面談は何とかつつがなく終えたと思ったけど、この日の私はボロボロだった。色々と。
自分の問題点の深刻さに改めて気づかされた。
受け答え、人への応対が、小学生レベル。
話し方も幼いし、言葉の最後が消え入るようになるし。
今も相変わらず、職場の人とコミュニケーションが全然取れず、悩んでいる。