最初の病院に行くのをやめてからしばらくして、
次の病院探しを始めた。
改めてネットで「○○(地名) 発達障害 診断」で調べるもヒットするのは多くが子供が対象の病院で、大人の発達障害を扱っている病院はやはりまだ少ないようだった。あっても、予約の電話は月にたった1日の何時からしか受け付けていないとか、新規受付は停止しましたとか、電話をかけても全然つながらないとか。
噂に聞いていたとおりの現実にぶち当たった。
早々に心が折れかけたけど、その後、何とか自分が住んでいるところから通える場所で、電話がつながる病院が見つかった。
さっそく電話をしてみたけど、バカ正直に以前かかっていた病院のことを言ってしまったため、その病院の紹介状がないとダメだと言われてしまった。それでもしつこく食い下がり、(最終的に受付の人が医師と話に行ったのか)電話口でしばらく待たされた末、何とか診察のOKがもらえた。
診察当日、まず渡された問診票に回答したのだが、それを見た医師から、
「すごいアスペルガーの結果が高く出てる」とか、とにかくあなたはアスペルガーだアスペルガーだというようなことをすごい言われてビックリした。
私は発達障害の中のADHDを疑っていたし、偏見だけど、アスペルガー=すごい積極的、話し好きで、マシンガントークするというイメージがあったので、私はそれではないと思っていた(ただし結果的にその後の検査で、アスペルガーとは診断されなかった)。
問診票の他にも、自分のこれまでの過去、幼少期のこと、強迫性障害のこと(左右対称強迫、埃が怖い不潔恐怖、頭の中のものをすべて言語化しないと気が済まなかった症状など)なども語った(前の病院では強迫のことをなぜか一切話さなかった…)。
強迫性障害の治療と、私が鬱々としているように見えたのか?、一応抑うつ剤も試してみようということで、レクサプロが処方された。
ちなみにだけど、私が精神科というものを受診したのは、今回の発達障害疑いによる一連の病院が初めてだ。
私はずっと自分を”強迫性障害”だと思ってきたけど、病院ではっきりそう診断されたわけではない。
真正ひきこもりだった私は何年も一歩たりとも外に出られなかったくらいだし、当然病院通いすら考えられなかった。薬飲んでどうにかなるものだとも思えなかったし(発達障害のように、そうなのかどうか分からない・・・という状態であれば病院に行って白黒つけようという気になっただろうけど、自分でもう確信持ってたし)。
発達障害という障害の存在を知って思ったのは、私が”強迫性障害”だと思ってきた症状の中には、実は”発達障害によるこだわり”も多いんじゃないかということだ。毛布への嫌悪感などまさに…。
他にも物の位置のズレ(ちょっと斜めになってるとか)を直さなきゃ気が済まなかったり、聖域を作ってそこの物が汚されることへの異常な嫌悪感なども、よく考えれば「かもしれない不安」というより、癇癪、パニックという状態に近い(医師は私が「自分では強迫性障害だと思ってきたけど」というのを特に否定はしなかったけど)。
ただ医師によると、発達障害と強迫性障害は併発する人も多いらしい。
現在も強迫行為というか”こだわり”で色々しんどいことは多い。
レクサプロの他にその後もいくつか抑うつ剤を処方されたが、こだわりが薬によってやわらぐことは、まっったく、ない。
発達障害によるこだわりであれば効くはずもないよね…。
何はともあれ、心理検査の予約もして、初診は終了。
その約1ヶ月後、心理検査を受けた。